「リトル・リトル・クトゥルー」をよろしく。

sasagani7512009-02-04

試験的にはてなを始めてみました。

[rakuten:book:13119989:detail]
さて、一月末に学習研究社さんから発売された「リトル・リトル・クトゥルー」という単行本に、僕の書いた掌編小説「テレストリアル・ゲート」が収録されております。

800字(原稿用紙2枚以内)で書かれた小さな小さな小説が、総勢60名111編収められています。

クトゥルー神話をご存知の方もそうでない向きも、どちらも楽しめる質の高い作品集になっていると思います。



収録作の内、僕の好きな作品を十本挙げると、

「いぇきゅぶおじさん」葦原崇貴
「水の歓び」勝山海百合
「白猿」阿部達昭
「自我の海」君島慧是
「全集完結に寄せて」甘南備あさ美
「がんばれ! ダゴン密教団日本支部」寺田旅雨
「奉仕種族ショゴスとの邂逅」推定モスマン
「夢猫記」猫乃ツルギ
「英猫碑」猫乃ツルギ
「顕微鏡の中の狂気」黒史郎

というラインナップになります。
先達に倣った文体よりも、何であれ作家性が強く顕れた作品を好ましく感じました。



追記:
オンライン書店ビーケーワンで本書を購入されますと、幾つか特典が付きます。

そのうちの一つ、「『史上最小のクトゥルー神話賞』入賞作家の競作集」に、不肖ながら僕も参加させてもらっています。
何作か書き下ろしたのですが、どのような形での特典になるかはまだわかりません。

よかったら、そちらもどうぞ。

http://www.bk1.jp/product/03060677